田舎で飲食店・カフェ・ゲストハウスのオープンまでにやっておくべきこと

さて、いよいよ店名も決まりましたね!

 

この章では、田舎で飲食店やゲストハウスオープンするにあたり、やっておくべきことについてお伝えしたいと思います。

 

 

1「オープンまでのスケジュール」

 

まずは、オープンまでのスケジュール(やる事)をザックリと確認しましょう。

 

 

 

 

 

・許認可の事前チェック(着工の~60日前)

 

・建築確認書類審査(着工の60~30日前)

 

・着工

 

・PRスタート!

 

・基礎工事(約1か月間)

 

・建築工事(3~6か月間)

 

・内装工事(2~3ヶ月間)

 

・建築検査

 

・人材募集(オープンの2~3ヶ月前)

 

・厨房搬入(オープンの1~2か月前)

 

・什器搬入(オープンの1~2か月前)

 

・備品購入(オープンの1~2か月前)

 

・物件引き渡し

 

・許認可立ち合い検査(立ち合い後1~2週間程度で許可証発行)

 

・PR用写真撮影

 

・HP作成

 

・予約管理システム導入

 

・各種管理業者選定・契約

 

・パンフレット等販促物作成

 

・クレジットカード導入

 

・レジ導入

 

・オペレーション構築(キッチン・ホール・宿)(1か月前)

 

・オープン仕入れ

 

・オープン

 

物件の状況にもよりますが、オープンまでは3~12か月程度。

 

特に、建築検査以降、オープンまでの1~3か月間はやる事盛りだくさん!

 

事前に出来るシュミレーションはどんどん進めていきましょう!



 

2「いよいよ着工!挨拶回りの重要性」

 

さて、いよいよ着工が近づいてきました。

 

そこで、「挨拶回りの重要性」についてお伝えします。

 

「そんなのわかっているよ。」

 

という声も聞こえてきますが、初めての土地でしかも商売をするにあたり、これでもか!というぐらい挨拶を徹底しておく事が重要です。

 

まずオープンまで、最低でも5回は近隣に挨拶に行きましょう。

 

 

 

 

 

土地の契約が済んだら

着工日が決まったら

工事の途中で

オープン日や引っ越し日が決まったら

オープン当日

 

 

人が不満になるまでの過程

 

「不満」 

 

 

 

「不安」 

 

  

 

「ほったらかされる」

 

 

人は「ほったらかされる」と「不安」になり、それが続くと「不満」になっていきます。

 

 

普通に考えてみてください。

 

 

ご自身でも、今まで住んでいる家の隣や近所に、新しい人が引っ越してくると、「誰が越して来るのだろう?」と思いますよね。

 

 

挨拶に来てくれないと、ちょっと不安になりませんか?

まずは、あなたが、誰なのか、必ず初めに自己紹介をしましょう。

 

 

そして、その後、工事が始まると、トラックなどの運搬車が頻繁に出入りしたり、道路を使用したり、音の問題なども出てきます。

 

 

それを事前に知らせ「何かあれば連絡下さい」と「連絡先」を伝えましょう。

 

 

そして、工事の途中でも、何か問題ありませんか?とお伺いに行く。

 

 

この3番目までがとても重要です。

 

 

ここまで出来れば、大抵、相手の不安はなくなっているでしょう。

 

 

ここから先は、近所の方にお店のファンになってもらうようなご挨拶が出来ると良いです。

 

 

お店のオープン日などが決まったら、ご招待するとかも良いですね。

 

 

オープン当日も忙しいと思いますが「これから宜しくお願いします!」と一言、必ず伝えに行きましょう。

 

 

その後も、営業が始まってから音とか匂いとか大丈夫ですか?と聞きに行くなども大切ですね。

 

 

また、「少し離れているからいいか。」と思わずに、行ける限り行きましょう。

 

 

田舎であればあるほど、噂が回るのは早いです。

 

 

その時に、近所の方が味方に付いてくれれば心強いですから。

 

 

お店がオープンしてからでは、遅すぎます。

 

 

近隣の方々への心配りも大切にしてくださいね!

 

3「地鎮祭」、「上棟式」はやった方が良いの?」

 

さて、今日は「地鎮祭」や「上棟式」はやった方が良いの?というご質問にお答えします。

 

 

 

 

 

都市部では最近少なくなっている「地鎮祭」や「上棟式」ですが、まずはこの本来の目的からお伝えしたいと思います。

 

 

「地鎮祭」

は、その土地に住む神様を祝い鎮め、土地を利用させてもらう許可を得ることと、工事の安全と家の繁栄を祈願すること。

 

 

「上棟式」

は、工事の安全と家族の幸せ、住まいが無事であることを願うこと。

 

 

です。

 

 

基本的に「地鎮祭」や「上棟式」をやるかやらないかは自由です。

 

もちろんやらなくても何かが起きるわけではありません。

 

おこない方も、略式など色々あります。

 

宗教上の意味合いもあるのですが、私は工事の安全を願うという意味合いもあるので行いました。

 

地鎮祭は近所の神主の方にお願いをして簡単ではありましたが行いました。

 

鍬入れとか中々経験できませんから、それだけでもやって良かったと思っています。

 

一生に何度も経験出来る事ではないでしょうから、やるかやらないか悩んでいるなら是非経験してもらいたいなと思います。

 

上棟式も略式でした。

 

棟上げに立ち会った職人さんたちに、お弁当とお茶、少しばかりのご祝儀をお渡しする程度。

 

 

職人さんたちを労う意味程度でしたが、これから何か月もこの場所で作業をしてもらうので少しばかりでしたが「宜しくお願いします!」という気持ちを伝えられたかな、と思っています。

 

やらずに後悔する事はあっても、やって後悔する事はあまりないと思いますよ。



いよいよオープンへ向けGO!!

 

 

  
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